しゅん
しゅん
秋といえば、紅葉🍁シーズン!
悩む人
悩む人
広角なら紅葉を綺麗に撮れるんだけど、近づいて葉っぱを撮ろうとすると写真が暗くなったり。
悩む人
悩む人
平面的でどう撮ったらいいのかわからないんだよね。

気づけば毎回、同じような写真になってしまう。そんな人も多いのではないでしょうか。

実はこの現象、『光と構図のズレ』が原因です。

主役の葉に光が当たってない、
背景の明るさに持ってかれてしまっている

こうした小さなズレが、

アップ写真の鮮やかさと立体感

を奪ってしまっています。

この記事では、

・アップ撮影で失敗する理由
・アップでも色鮮やかに撮るための3つのポイント
・紅葉アップ撮影で使える構図6選

を解説します。

最後まで読むと、

紅葉をアップで色鮮やかに
撮れるようになります

広角での撮影は上手くいくけど、アップにすると暗くなるのはなぜ?

広角だと上手く撮れる理由

広角は、カメラに写る範囲が広くなることで光が全体に入りやすい状況となる。

NIKON COOLPIX B700 /ISO100, /F4.2, 1/30秒

もし、光の向きが少しズレていても、昼間であれば周囲の明るさが補ってくれるため写真全体が暗くなること、色がなくなることはあまりない。

・広角で写す情報が多いので写真が撮りやすい
・光が多少ズレていても誤魔化しが効く
・失敗しにくいので撮りやすい

アップで失敗する理由

アップは、光の影響がダイレクトに出る。
光の影響として、以下2つの理由があります。

葉っぱに「正しい光」が当たっていないから

紅葉の葉は薄く、光が入りやすい。

しゅん
しゅん
逆光だと葉っぱが透けて綺麗に見えて魅力的!

だけど光が弱いと暗くなるし、当たりすぎても白飛びしやすい。

赤色は「色つぶれしやすい性質」がある

紅葉の赤は鮮やかでとっても綺麗な色。
ただカメラで写すと階調が失われやすい色で、光が弱いと黒っぽく写り、光が強すぎると白っぽくなる。

赤の性質 × 光のズレ

が重なり、アップで撮るのが難しくなります。

アップでも色鮮やかに撮れる3つのコツ

色鮮やかに撮るための3つのポイント

①光の方向を把握する

どんな撮影にでも光の方向を把握することが大事ですが、紅葉のアップ撮影では

光の方向 = 色の出方

が直結します。

光の向きの種類

初心者は逆光は難しいと言われがち。
でも、紅葉をアップで撮影する場合は『半逆光』が一番撮りやすいことが多いです。

逆光 葉が透けてやわらかい色が出る
半逆光 色が濃く出る
順光 のっぺりしやすい

逆光

逆光 -NIKON COOLPIX B700 /ISO100, F5.6, 1/100秒-

逆光:葉が透けてやわらかい色が出る。
ただし光が強すぎると写真全体が白っぽくなることがあるので、その場合はホワイトバランスを下げてみると改善しやすい。

白っぽくなることの改善方法として、詳しくはこの記事を読んでみてください。
白っぽい写真、これで解決!原因とすぐできる一眼レフ設定の直し方

半逆光

反逆光 -NIKON COOLPIX B700 /ISO100, F5.6, 1/100秒-

半逆光:逆光ほど透け感はなくなるが、その分色が濃く鮮やかな色が出る。紅葉のアップ撮影では一番初心者が撮りやすい光となる。

順光

順光 -NIKON D5500 /ISO250, F5.6, 1/500秒-

順光:目で見た通りに撮ることができる。ただし、オートモードで撮ると誰が撮っても同じ写真になりがち。こだわって撮るなら、技術や構図の工夫が必要となる。

しゅん
しゅん
このようにどこから光が当たっているかによって、紅葉が明るく写るか綺麗に見えるか見えないかの差が大きくなるよ

②色が出やすい背景を選ぶ

アップで撮影する場合、背景の影響もとても大きくなります。
広角では周囲の光が補ってくれるけれど、アップでは主役の葉っぱと背景の色の相性がそのままの印象になります。

一度、色の関係性を見ていきましょう。

補色チャート

補色(青、緑)
・コントラストで赤が強調される

同色系(赤同士)
・同じ色の中でも、手前のメインで写す赤色(明るい色)と背景となる影の赤色(暗めの色)で濃淡の差が生まれることで主役の赤が映える

背景にこだわると、
赤色がより引き立ちます

③主役の葉が一番綺麗に見える角度(立ち位置)を選ぶ

最後に、『光の方向』と『背景』を踏まえたうえで、どの角度から葉を覗き込むかで赤の見え方が大きく変わります。

立ち位置の選択

①下から上に見上げて撮る角度(逆光・半逆光)
木の下に立ち、上を向いて撮影する。

②斜め上から撮る角度
少し高い位置から葉を見下ろすように撮影する。

③正面から撮る角度
葉と同じ高さまでカメラを合わせて撮影する。

アップで映える紅葉写真の構図6選

アップで色鮮やかに撮れるコツを3つお話ししましたが、全部を踏まえた、構図を紹介します。

しゅん
しゅん
光・背景・角度の総集編になるよ

空×紅葉構図

空(青)背景 -NIKON COOLPIX B700 /ISO100, F5.6, 1/100秒

見上げるように撮影する
背景に青空を入れる

赤と青は補色関係なので、紅葉の赤が鮮やかに見える!

重ね構図(色の層を作る)

重ね構図 -NIKON COOLPIX B700 /ISO100, F5.6, 1/80秒

赤い葉が重なっている所を撮る
前後の葉の距離を取る
正面や斜めの角度からが撮影しやすい

赤の濃さや明るさに違いが生まれ、写真に奥行きが出る

透け構図(逆光を味方に)

透け構図 -NIKON D5500 /ISO100, F8, 1/13秒

逆光や半逆光で撮る

葉が光を透過し、透明感が生まれやすい

色の対比構図

色の対比構図 -NIKON COOLPIX B700 /ISO100, F5.5, 1/25秒

赤と緑、赤と黄色など2色を一緒に入れる
同色系は避ける

色の違いが強調され、お互いの色が引き立つ

前ボケ構図

前ボケ -NIKON D5500 /ISO100, F6.3, 1/25秒

手前の葉をぼかす
メインに写す葉は少し後ろの葉にして、ピントを合わせる

手前の周りがボケることで柔らかい雰囲気の写真になる

一枚の葉

一枚の葉 -NIKON COOLPIX B700 /ISO100, F5.3, 1/125秒

落ち葉や枝についてる1枚の葉を撮る

一枚なので、光が当たりやすく、光の方向を変えて撮ることができる

まとめ

紅葉をアップで色鮮やかに撮るには、カメラの設定よりも光・背景・角度が重要です。
光の方向を意識し、赤が映える背景を選び、主役の葉が綺麗に見える角度から撮影することで、「アップで撮ると暗くなる」を卒業し、紅葉本来の鮮やかな色を写真に残せるようになります。

最初は難しく考えず、まずは光の向きを確認して立ち位置を変えることから始めてみましょう。葉が透ける位置を探すだけでも、今まで見えていなかった紅葉の美しさに気づけるはずです⭐️